Cloudflare で SPF・DMARC の TXT レコードを追加・修正する手順
ドメインの DNS を Cloudflare で管理しているなら、SPF や DMARC の設定は DNS の「TXT レコード」を追加・編集するだけです。手順は Cloudflare 公式ドキュメント(Manage DNS records)に沿って整理しています。
始める前に:先に今の状態を確認する
- SPF(
v=spf1で始まる TXT)はドメインに 1 つだけ。すでにあるなら新しく追加せず、既存の行を編集して統合します(SPF が複数あるときの直し方)。 - DMARC は
_dmarcという名前の TXT レコードに書きます。最初はp=noneから始め、レポートを見て段階的に強めます(p=none から引き上げる手順)。 - ネームサーバーが Cloudflare になっているドメインだけ、Cloudflare 側の DNS 設定が有効です。別のサービスのネームサーバーを使っている場合は、そちらで設定します。
TXT レコードを追加する(Cloudflare ダッシュボード)
- Cloudflare ダッシュボードで対象のドメイン(ゾーン)を開き、DNS → Records ページへ進む。
- Add record(レコードを追加)を選ぶ。
- Type で
TXTを選ぶ。 - Name と Content(内容)を入力する。DMARC なら Name は
_dmarc、SPF ならドメイン本体(@)。 - Save で保存する。
TTL は通常 Auto のままで構いません。TTL は「レコードがどのくらいの間有効とみなされるか」を決める値で、変更が伝わるまでの時間に影響します(Cloudflare 公式ドキュメントより)。
入力例(ドメインは example.com の場合)
DMARC を監視モードで始める例:
Type: TXT
Name: _dmarc
Content: v=DMARC1; p=none; rua=mailto:dmarc-reports@example.com
SPF の例(メールサービスが 1 社の場合。include の値は各サービスの案内に従ってください):
Type: TXT
Name: @
Content: v=spf1 include:_spf.example-mail.com ~all
いずれも例です。実際の値はドメインと使っているメールサービスで変わります。ドメイン専用のコピペ用レコードは、診断のあと「修正キット」で表示できます。
既存のレコードを編集する
同じ Records ページで、対象の行の編集(Edit)から内容を書き換えて保存します。SPF を統合するときは、古い TXT 行を残したまま新しい行を足さないのがポイントです(複数あると SPF が無効扱いになります)。
反映の確認
- TTL を考慮して、数分〜しばらく待ってから確認する。
- 当サイトの無料診断で、SPF が 1 つだけか・DMARC が見えているかを確認する(登録不要)。
- 実際にメールを送って、正規のメール(請求書・予約システム・メルマガ)が届くか確かめる。
よくある失敗
- DMARC の Name に
_dmarc.example.comと丸ごと書いて、二重のドメイン名になる(Cloudflare ではゾーン名が自動で付くため、_dmarcだけで足りるのが一般的です)。 - SPF の TXT を新しく足して、2 つ目になってしまう。
- Cloudflare 以外にネームサーバーがあるのに、Cloudflare 側にレコードを足して何も変わらない。
自分のドメインの現状を確認する
あなたのドメインの現状は、無料診断で5秒で確認できます(登録不要)。直し方が分からない場合は、ドメイン専用のコピペ用レコードと段階導入プランを「修正キット」(¥1,980・買い切り)で表示できます。
出典: Cloudflare Docs「Manage DNS records」(developers.cloudflare.com/dns/manage-dns-records/how-to/create-dns-records/)。画面の表記は更新されることがあります。